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2017年3月21日 (火)

「分からない」と上手に付き合おう

学習をしていて、分からないことがあると、誰でも嫌な感じがするものです。

「なんでこんなん、せなアカンねん」と腹が立ったり、「自分はアホなんちゃうか」と、悲しくなったりします。

瞬間的な感情は、色んなことを感じて当然です。

 

しかし、そこから、「もうええわ」と、やらないとなると、逃げるということになります。

問題をすることを放棄する、思考停止する、といったことですね。

“分からない”の嫌悪感は、逃げると強く、より強化されていきます。 

 

強化されるとは、逃げると、嫌悪感を感じる範囲が拡大されていきます。

例えば、二次関数の最大最小の問題でつまずいただけなのが、数学自体を避けるようになり、

やがて勉強のイメージがするもの全てを避けるまでになってしまいます。

 

それどころか、自分だけでなく、自分の周りの人間が勉強するのも嫌うところまでいくものです。

人が勉強をしていると、囃したてる人がいたり、邪魔したりする人がいるのは、このためです。

完全に負の連鎖にはまり込んでいる状態です。

 

“分からない”の嫌悪感も、嫌→逃げる→嫌→逃げる→…のループにはまると、

雪の斜面を雪玉がころがるように急成長します。勉強を好きな人と、

勉強を嫌いの人との間の大きな違いも最初は、ごく小さな“逃げ”から成長したのです。

 

生まれながらの勉強嫌いは存在しません。

何かキッカケがあり、それが“逃げる”クセの始まりになっているはずです。

長い時間をかけて大きな差を生みだすのは、

分からないことの嫌悪感に対する耐久力のちょっとした差や工夫です。

 

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