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2016年4月20日 (水)

算数・数学は、やっぱり小学生時が勝負やと思う

英語は誰もがちゃんと学ぶのは中学がスタートになるので、“借金”がありません。

誰でも、多少やる子なら、ズバ抜けてできるようにすることができると断言できます。

 

しかし、算数と数学は、小学生時の“借金”がどれだけあるかによるので、

中学生からでは、「誰でもバッチリトップに立たせることができます」とは断言できません。

 

ここで言う“借金”とは、

苦手意識

ええ加減な問題の読みかた

ええ加減な式の立て方

ええ加減な計算の仕方

なんかですが、これはもうクセづいているので、なかなか抜けません。

 

そして、子どもたちで、「勉強得意や」と思っているのは、算数、数学ができる子たちです。

コレって非常に正しい認識だと思います。算数、数学が最も様々な能力を必要とします。

 

算数や数学は、問題に正しい答えが出せるという意味では、

①問題という文字を、頭の中でイメージ化し理解する

②それを式という算数、数学の世界の文字に置き換える

③式をいちばんシンプルな形に変形、つまり解答にする

の三者が必要です。

 

 

①について、

まず、これが大したハードルなんですよね。

問題文を、イメージ化、映像化する練習は小学生の間にみっちりやらないといけません。

「りんごが~」とか「みかんが~」とか、「ケンタ君が~」「アキさんが~」、などと問題に書いてあるのは、

頭の中で映像化しなさい、というメッセージなんですよね。

分数にしても、小学生の間は、仮分数は帯分数にしますが、リクツとしては同じです。

仮分数というのは、1と三分の一というのは、1コまるごとの何かと3つに分けた1コ分と、“モノをイメージ”させているのです。

これが三分の四となると、これはもう数字を表します。抽象化したワケです。

小→中→高 と、内容は抽象化がすすんでいきますが、高校数学で花開くのは、イメージができる子です。

 

②について、

小学生はとにかく、足したり、引いたり、掛けたり、割ったりが好きです。

「コレって掛けるの?割るの?」などという質問が、始めはでてきます。

根本は、問題文をイメージ化できていないことからですが、

立式をするときに、「計算のこの部分はこういうことを表してんねんな」と考えながら書く習慣ですね、大事なのは。

指導している人は「そんなんワカッとるわ」と思われるかもしれませんが、

式を書きながら確認するという習慣も小学生時につけさせたいものです。

 

③について、

この部分が上手にできるかどうかで、かなりの“算数苦手な子”が“算数得意な子”に変身します。

計算が上手にできるというのは、言いかえれば “数の扱いに慣れている” ということになります。

計算は工夫する余地が大きくあるので、楽しみどころでもあります。

式の書き方も、あっちこっちに筆算を書くとか、まっすぐ書かないので桁を間違えるとか、数字を書き間違えるとか、

こういうクセは小学生時にきっちり修正しておかねば、なかなかなおりません。

そして、いつまでもきっちり筆算しているようでは、「めっちゃ得意!」となる見込みはないでしょう。

当塾では、二次方程式や高校の二次関数での平方完成は、完全に暗算で、

二次方程式の、たすきがけは、慣れてきたらコレも暗算でやってます。普通に誰でもできますよ。

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